造園屋さんは比較的、イメージしやすい業種ではないでしょうか。
お庭づくりが造園屋さんの仕事ですから。
草木や庭石でお庭を情緒豊かに演出する人たち。
樹木は生きていて、定期的にお手入れも必要なので、
庭木を剪定する庭師さんもいます。
造園屋さんは、お庭に池や川もつくります。
最近では、お庭というより、外構、エクステリアといわれる方が多いので、
造園屋さんも仕事の内容が多様化しているのではないでしょうか。
個人邸だけではなく、
公園や道路、河川などで緑を相手に仕事しているのも造園屋さんの仕事。
造園土木という言葉もちらほら聞きます。
これは、外構工事のお見積や現場管理をしている業者としての率直な意見ですが、
造園工事というと、公共・民間で草木や石などの自然を表現する対象物を扱う業種で、
外構工事というと、戸建て・マンションなど敷地を有効活用して駐車場や擁壁など利便性重視の土地利用を提案する業種なのかな。と思います。
面白いのは、会社さんによって、それぞれ扱う範囲が異なってくるということ。
それでも不得手な分野でも、お客さんから、お庭・外構のことだから出来ますよね??
って尋ねられたら、簡単に断れない。結果、本業の方を探してマージンとる仕事になってしまいます。
プロフェッショナルがどこかが見えない業界。
これは、何とかしたい課題です。