人(人事・労務)、もの(生産・販売・仕入・技術)、かね(財務)
誰に、何を、どうする
セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング
ホタコンは、従業員ゼロで外注メインなので、人事・労務の課題は多くないです。
逆に、単純に売上、粗利を増やすことが当面の課題なので、
『もの』に対して、どのような課題があるかを把握することを第一優先にしていきます。
まずは、ホタコンがどういう物やサービスを売ることが出来るかについて、書き出します。
- 外構・エクステリア工事
- 基礎工事(建築・機械)
- 解体工事
- 左官工事
- 土間工事
- ブロック工事
- 舗装工事(土間・ILB・アスファルト・エコソイル・緑化舗装・砕石)
- 擁壁工事
- 乗り入れ工事
- リース・資材仕入・仮設など
なんか、いろいろ出来るんだけど、
結局、どれが一番得意なのか?って聞かれると、う~んと悩んでしまいます。
何を提供できるか。というセグメンテーションは、
さらに、細かく分析する必要があるようです。
例えば、左官工事には何があるか、
他の職種と重複しますが、ブロック積、レンガ、タイル、土間コンクリート、
モルタル造形、石張り、洗い出し、樹脂舗装、インターロッキングなど。
こうして、細かな内容を挙げていくのが第一段階です。
ようするにブレインストーミングですね。
まずは、思いつく限りの要素を抽出して、その後で、精査していくのです。
売るものが何かをセグメンテーションで抽出する作業の他に、
自社の売りをどのように彩るかも大切になってくると思います。
即ち、ブロック積という工種でも、私たちはスピードでは他社に負けません。
価格に自身があります。とか、強度、美しさ、バリエーションなど、そこに特色がでれば、
コア・コンピタンス( 競合他社に真似できない核となる能力 )と言えます。
コア・コンピタンスがあるのとないのとでは、
会社が存続できるかどうかが変わってくるくらい大きな違いがありそうです。
でも、ホタコンは、他社より様々な工種に対応ができると自負しているものの、
『何でも出来ます』というのは、差別化にならない最も残念なキャッチフレーズです。
そんなことを考えている時に、とても面白い話を聞くことが出来ました。
何でも出来ることが独自性につながるという話です。
これに関してはアメブロで記載しているので、コチラを是非、読んで下さい。
自社の強みについて考える~何でもできますの独自性~
2019年06月09日(日)テーマ:会社経営
次に、誰にというターゲティングですが、
これは出来る事を列挙する作業と反対の作業が必要です。
要するに、売る相手を絞り込む作業です。
ホタコンの場合、ターゲティングは大きく分けると2通りに分かれます。
エンドユーザーと業者です。
個人と法人。
土木業は個人、すなわち民間に対しては、外構・エクステリア工事がメインになります。
そして、法人(業者)は、 ゼネコンやハウスメーカー、工務店が相手であり、
内容は、公共工事や複合施設、道路などのインフラ整備の仕事になります。
ターゲティングについて考えていると、特定することの難しさを感じます。
上にあげたように、個人と法人で大分類してしまうと、それぞれの顧客像がそれなりに浮かぶとしても、
個人と法人で浮かび上がったターゲットがそれぞれ全く違ってしまえば、会社としてのターゲット像がぶれて企業としてどのような人や会社、団体に役立てるかが見えてきません。
例えば、個人のお客さんを相手にした場合は、外構工事が商材なので、家を新築する予定の主婦で、場所は名古屋市守山区近郊、外構に沢山の予算はないけれど、隣地との境界に高低差があって、ちょっとした擁壁で造成もできる業者を探している。といった設定ができます。
また、法人のお客さんを相手にした場合は、公共・民間の施設の新築工事や改修工事において、コンクリート・土工事・外構工事を請け負うので、官民共に、積極的に多岐に渡る工事を受注して、土工事なども工事の中に含まれるが、建築と土木の相違点をしっかり熟知していて、現場管理の監督が常駐している会社などが最低限の条件だったりします。
現状で、